田中かすみのブログ

防災無線の総点検を!

田中 かすみです。

東日本大震災による未曽有の被害に、文京区においても、これまでの防災計画について抜本的な見直しの必要に迫られています。

わたくし田中かすみ、また、公明党としても今後、区民の問題意識や英知を結集し、中・長期的な防災体制の強化について素案をとりまとめ、区に求めてまいりたいと思っております。

とともに、今もなお大規模な余震が断続的に起こり、この問題も長期化の様相を見せる現状にあっては、当面、喫緊の課題について逐次的に改善を図らねばなりません。

なかでも防災無線については、このたびの大地震を受け、区民の皆さまから、不安の声が多くあがっています。

そこで、公明党として4月12日「防災無線 総点検」成澤廣修文京区長に申し入れました。

■ 緊急時の無線放送に区民の注意を喚起できるよう、大地震時は、警報音を放送前に挿入すること

テレビの緊急地震速報のように、放送の前に警報音が鳴れば、注意して聞けると思います。

■ 放送の内容を、はっきりと聞き取れる口調に改めること。

これは人それぞれかもしれませんが、多くの区民が思っていることです。

■ 文京区の防災無線は、震度5強で音量があがるよう設定されている。その基準を震度4程度など、適切な値に引き下げること。

実は、文京の防災無線は、震度5強の揺れで初めて、音量がアップするんです。ですから、この前の地震では、震度5「弱」だったので、音量が小さいままでした。これは見直すべきです。

■ 防災無線が聞き取れない個所を総点検し、街灯への増設などを図ること。

今の防災無線は、マンションが多く建つ前にできたものが大半です。マンションに遮られて、聞こえないケースも随所で見受けられます。

どこなら聞こえるのか。どこは聞こえないのか。風向きによっても聞こえ具合は変わります。これを総点検して、“防災無線 空白地帯”を解消すべきです。

■ 防災無線が聞き取りにくい際は内容を電話でも聞けるようにしたり、文京区民チャンネルでも放送するなど、複数の発信チャンネルを整備すること。

何ごとにおいてもバックアップ体制は重要です。

■ 発信器や受信機の電源について総点検し、停電時も機能するよう、予備バッテリーや自家発電機などの非常用電源も点検・整備すること。

今回の震災で、被災地では、防災無線の機能しなかったケースが、非常に多かったといいます。その第一の要因は、停電です。しかも、それが非常用電源に接続されていませんでした。備えあれば憂いなし。何かあってからでは遅いのです。

■ 防災無線に区民が日ごろから意識をもち、かつ稼働状況を日常的に試験する上からも、子どもへの帰宅を促す放送やチャイム放送を、定時に放送するなど、日常的に使用すること。

こうした放送を行っていないのは、23区では文京区ぐらいだそうです。放送されていても、そこに意識が向かなければ意味がありません。防災無線の存在に対して、意識を日常的に培っていくことは、大切だと思います。

■ 屋内にいると、スピーカーの位置や方向、高層集合住宅の密集具合、風向きなどによって、聞き取れない個所が多いため、各家庭に受信機を無償貸与できるよう検討すること。

これは財政的な裏付けが必要なので、一朝一夕には難しいと思います。しかし、より多くの台数が見込めれば、コストはさげられます。

■ 受信システムのデジタル化、無線中継方法の2重3重化、無線LANを使用した情報提供インフラ整備など、中長期的な整備・充実に努めること。

文京区の今の防災無線は、アナログ式です。それで音質が悪く、聞き取りづらいのです。これをデジタル化すれば、音質は格段に向上します。また、電波を中継する施設も、万が一に備え、複数の系統を用意すべきです。

こうした申し入れに対して、成澤区長からは、「防災無線の総点検は実施します」と、明確な回答を得ることができました。
一日も早く実行に移されるよう、今後も求めてまいりたいと思います。

PAGE TOP